入院時に役立った持ち物と準備メモ

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今回、目の病気で飯田市立病院に入院しました。今は退院していますが、入院中に「持ってきて良かったもの」「もう少し工夫すべきだったもの」「要らなかったもの」など、気づきや失敗をメモしておきます。なお、入院にかかった経緯については、どこかで別エントリーでまとめる予定です。
1. 持ってきて良かったもの
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スマートフォンとスマートウォッチ
- スマートウォッチは視力が制限される場面でも大きな助けになりました。
- 病棟ではスマートフォン使用が「最小限」と指導されていますが、音声認識での操作はOK。事前に練習しておいたおかげで画面を見ずに多くの作業ができました。
- 電子マネー登録も必須。飯田市立病院の1階売店はCVSのシステム(デイリーヤマザキ)が入っていて、タッチ決済対応、自販機も コカコーラの自販機ならCoke ON Pay が使えます。結果として現金を一度も取り出さずに済み、財布は鍵付き棚で保管したまま退院まで過ごせました。電子マネーはこういうときにこそ便利です。
- 私はもう普段からキャッシュレスにしていますが、入院するときにキャッシュレスを用意する(NFC決済対応の物理クレジットカードを用意するとかでもよい)とかなりありがたい存在になると思います。
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お名前スタンプ(浸透印タイプ)
- わりと定番かもしれませんが、シャチハタの「どこでも持ち物スタンプ」は大活躍でした。
- 直径1 cm ほどの文字サイズで、下着や小物までポンと押すだけ。
- プラスチック面でも乾けば簡単に消えず、テプラ要らず。
- 地元のホームセンター(カインズホームや綿半)でインクが手に入るのも簡単です。
- 病院にも持ち込んで、簡単に記名ができました。
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洗濯ネット型収納バッグ(100円ショップ)
- ダイソーの洗濯ネットボックス型 これも便利でした。
- リンク先の画像では分かりにくいですが、開くと四角い形で、取っ手が付いていてハンドリングしやすいです。
- 衣類はこの中へ。病棟の洗濯機はそのまま放り込めるので楽ちんです。出張のときもこれに入れておいてコインランドリーで洗濯してます
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ルーズリーフ&薄型バインダー
- 思いついたことを書き留めるのに最適。書いた後は厚めのバインダーに閉じてアーカイブできます。
- ノートと違ってそのままスキャンでき、電子化も簡単。スマホで撮るよりきれいでラクです。
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ジッパーバッグ大量+ドライバッグ(大きめリュック)
- 中身をバッグ単位で確認→リュックに放り込むだけで忘れ物防止。
- ネームタグを付ければ「何の袋か」一目瞭然。介護で培ったノウハウが今回も活躍しました。
- ジッパーバックはダイソーとセリアでゲットしたものに加えています。
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ポート数多めのUSB充電器+短い電源タップ(約50 cm)
- Anker Prime Chaging Staion 出張に持ち歩いているものを流用しました。
- 飯田市立病院の病室では充電用にコンセントが利用できますが、ベッドからはちょっと遠いのと、ベットサイドの家具と一体化されているので、ちょっと使いづらいケースも。
- そこで、コードで引き出せるタイプのこれを使って電源をとっています。ただこれは少々高いので、一般には、短い50cmぐらいの電源タップに、2ポート程度のUSB充電器をセットで持ち込むと良いと思います。あと充電用のUSBコードも忘れずに。
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S字フック
- 100均一でよいのでいくつかあると便利です。タオル干しにものをぶら下げられます。
- スマホ側にもストラップを付けてぶら下げるようにしておくとより便利に使えます。
- 私は出張用に盛って歩いているのを流用しました。アルミの奴が軽くて丈夫でよいですよ。
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体を拭けるボディシート
- 入浴できないときに体を拭けるだけで全然違います。体まで拭けるサイズの大きいサイズを用意するといいかもしれません。
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うつ伏せよう枕
- 眼科手術で網膜に処置をしたときは、眼内に特殊なオイルやガスを入れて、その浮力を利用して網膜を保護するのですが、その時にうつ伏せを取る必要があります。そのための専用枕があります。
- 当然病院でも用意して貸してくださるのですが、あらかじめ分かっている計画手術の場合には、ネットで販売があるので購入しておくと安心です。
- いくつか種類がありますが、私はAmazonのこれを購入しました。クッションに樹脂のフレームが入っていて、ちゃんと顔を固定できるし、穴が開いていて息苦しくないと言う優れものでした。私の場合は幸いにして網膜に付いての処置は必要なく、うつ伏せの指示はなかったので実用はなかったので出番はありませんでしたが、机で昼寝する枕としても相当優秀でいい感じです。
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オーディオブック
- オーディオブックをひたすら聞いており、本当にこれがありがたかったです。読書もスマホも禁止なので、これをひたすら聞いていました。これについてはまた改めて。
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chat gpt のadvance voice mode
- Open AIのChat GPT のAdvanced voice mode も話し相手(考えの壁打ち相手)に非常に有用でした。これについてはまた改めて記載しますね。
2. もっと工夫すべきだったもの
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鏡(置き型・割れにくい樹脂製)
- 眼科手術後は顔周りをチェックする機会多数。手鏡ではなく、卓上で全体が映るサイズを持ち込めばよかったと痛感しました。入院必須品に書かれていませんが、眼科に限らず鏡で自分の顔をチェックするのは大事だと思うので、用意しましょう。割れない樹脂タイプのが良いと思います。
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ヘッドホンまわり
- 普段使う SHOKZ OpenComm(骨伝導+充電式)は、夜ベッドで横になると不向き。
- ダイソーで急きょ有線ヘッドホンを調達しましたが、できればノイズキャンセリング対応を通販で用意し、昼用と夜用でローテーションできる体制にしておくべきでした。
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院内シューズ
- 入院直前に買った簡易スリッポンは、歩き回ると足に合わず…。
- ベストは普段使いの運動できるスニーカー+入院前に数日家で慣らすこと。リハビリがある場合はなおさら重要です。ただ、体がだるくて前屈みが辛いとかあると思うので、ファスナータイプがいいかもしれないです。
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シャンプーハット
- 洗髪のときには保護フィルムを目に貼って入浴しますが、目にできるだけ水が来ないようにするのにシャンプーハットがあると便です。
- 100円均一でもいいですが、ちゃんと縁があって水が来ないような、大人用のしっかりしたもの、特に体の後に水を流すようにできているものが良いかと思います。
- 私はAmazonでこちらのシャンプーハットを退院後に購入してっつかっていますが、入院前に買っておくと良かったです。
3. 正直、要らなかったもの
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携帯ラジオ
- 当初「暇つぶし用」に持参しましたが、スマホで済みました。新規で買う必要はまずありません。
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ドライシャンプー
- 頭が洗えないときにあるといいかなと思って持ち込みましたが、目の事を考えると、逆に細かい粉末が飛ぶのであまりよくないのだそうです。
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ゴーグル型保護めがね
- 目に水が入らないようにする目的ならつかえるのでは、と持ち込みましたが、目の周りの血行を悪くする可能性があるのでNGということで指導がありました。確かにそうですね。
まとめ
母の介護スキルと、出張スキルで準備を乗り切りました。人生何事も経験ですね。ローカルな情報はあまりないと思うので、掲載しておきます。 詳しい経緯などはまた別の機会に。
最後に、この度の入院で各方面にご協力いただき、本当にありがとうございました。病院関係者の皆様、休んでもいいと送り出してくださった上司同僚のみなさま、ありがとうございました。